ITコーディネータ試験では、IT経営プロセスにおける「実行基準(進め方)」と「判断基準(基本原則)」について問われます。
IT経営を成功に導く7つの基本原則
IT経営推進プロセスガイドラインには、「IT経営」を推進する際の、基本的な「実行基準(進め方)」と「判断基準(基本原則)」が示されています。
「判断基準(基本原則)」の最上位には、全領域共通の「IT経営を成功に導く7つの基本原則」があります。
また、この「判断基準(基本原則)」には、全領域共通の基本原則のほかに、各領域、各プロセス、各ステップの範囲での基本原則があり、領域>プロセス>ステップの階層的包含関係があります。
IT経営を成功に導く
7つの基本原則
↓
領域の基本原則
↓
プロセスの基本原則
↓
ステップの基本原則
実行基準(進め方)の階層は、「領域>プロセス>ステップ」に分かれている。
領域はプロセスで構成され、プロセスはステップで構成される。
具体的にどのように構成されているかというと。。。
こんな感じで意外と少なくて簡単そうですよね。
IT経営認識領域(A)
├変革認識プロセス(A1)
├変革マネジメントプロセス(A2)
└持続的成長認識プロセス(A3)
※IT経営認識領域は、経営者が主導する活動
IT経営実現領域(B)
├経営戦略プロセス(B1)
├業務改革プロセス(B2)
├IT戦略プロセス(B3)
└IT利活用プロセス(B4)
├資源調達ステップ(B4-1)
├導入ステップ(B4-2)
└ITサービス利活用ステップ(B4-3)
※IT経営実現領域は、経営者の意を受けたIT経営を推進する実務者が主導する活動
IT経営共通領域(C)
├プロジェクトマネジメント(C1)
├モニタリング&コントロール(C2)
└コミュニケーション(C3)
※IT経営共通領域は、経営者やIT経営を推進する実務者が備えておくべき考え方やスキル
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