SWOT分析による「弱み」を整理するときのポイント

 SWOT分析は、経営戦略を立てたり、中期経営計画を策定する際に、自社の状況を分析するのに活用されます。

 自社の状況を内部環境と外部環境に整理し、自社の今後の進むべき道や戦略代替案を導き出すフレームワークです。

 

 このSWOT分析で行われる自社の「弱み」を整理するときのポイントについて解説いたします。 

  • 競合、その他と比較して、自社が明らかに負けている点は何か(ヒト、モノ、カネ、技術、情報、効率、社内環境など)
  • 顧客ニーズに対応できていない事象と要因は何か
  • 顧客開拓、企画力での弱みは何か
  • 業績悪化要因につながっている要因は何か
  • 商品力、開発力、サービス力での弱みは何か
  • コスト、価格力での弱みは何か
  • 人材基盤(社員の質、層、組織力など)の弱みは何か
  • 設備、資金力での弱みは何か
  • 顧客クレームで多い項目とその要因は何か
  • 明らかに弱みと思われる社内事情は何か(風土、気質、モチベーションなど)